「プロみたいなサイトを作りたいけれど、コードは書けない。でも自分らしさも出したい……。」
そんな願いを叶えてくれるのが最近のWordPressテーマですが、実は「ノーコード」の方向性が大きく2つに分かれていることをご存知でしょうか。
- 自由自在に配置を変えられる「カスタマイズ型」
- 整ったデザインの中に要素を流し込む「テンプレート完結型」
どちらを選んでもノーコードでサイトは作れますが、「作れるものの限界」と「完成までの苦労」が全く違います。制作現場の視点から、その正体を解き明かします。
1. カスタマイズ型テーマ:自由度は「無限」、難易度は「設計者次第」
これに該当する主なテーマは、Snow Monkey・SWELLなどです。
このタイプのテーマは、いわば「デジタル上のレゴブロック」です。
- メリット:「他のサイトとデザインが被りたくない」「細部までこだわりたい」という要望を、コードなしでほぼ実現できます。
- 制作側の本音:「自由度が高い=センスを求められる」。サイト制作の難易度は上がります。初心者は「どこを触ればいいか迷子になる」リスクも。
2. テンプレート型テーマ:自由度は「限定」、完成度は「プロ級」
主な該当テーマは、JIN:R、SANGOなどです。
こちらは、あらかじめプロが「美しく見えるレイアウト」を組んでくれている「高級な塗り絵」です。
- メリット:「誰が作っても、短時間でプロクオリティになる」点です。迷う余地が少ないため、記事執筆やビジネスの本業にすぐ集中できます。
- 制作側の本音:「ここをちょっとだけ左にずらしたい」といったイレギュラーなこだわりには弱いです。無理に型を破ろうとすると、結局CSS(コード)を書く必要が出てきてしまい、ノーコードの恩恵が薄れます。
比較まとめ:あなたはどっち派?
表にまとめると、下記のようになります。
| 比較項目 | カスタマイズ特化型 | 型(テンプレート)完結型 |
| 自由度 | ★★★★★(無限に近い) | ★★★☆☆(制限あり) |
| 制作スピード | ★★☆☆☆(悩む時間が多い) | ★★★★★(爆速で完成) |
| デザイン性 | 自分次第で化ける | 誰でも80点以上 |
| 向いている人 | オリジナリティ重視・こだわり派 | コンテンツ重視・効率派 |
結論:ノーコードの「限界」を見極める
今のWordPressは、ノーコードで「見た目」の9割以上をコントロール可能です。しかし、以下のことにはまだ限界があります。
- 独自すぎる複雑なアニメーション
- 特殊なデータベース連携(独自の検索システムなど)
- 1つのテーマが想定していない「大幅なレイアウト変更」
もしあなたが「1ピクセルのズレも許せない」ならカスタマイズ特化型を、逆に「早くおしゃれなサイトを作って公開したい」なら型完結型を選ぶのが、最も失敗の少ない選択です。
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